場の空気

週末は板倉雄一郎事務所のセミナーを受講してきました。
この方のblogに出会い、セミナーに興味を持ち始めてからおそらく1年ほど。
ようやく行ってきましたが、もっと早くいきゃぁよかった、というのが正直な感想。


最初はたしか、winnersとかいう番組で板倉さんの発言がやたら面白いことに釣られ、
インターネットで情報を探したら「懲りないくん」に出会い、そこからズルズルと。
懲りないくんの赤裸々さがまぶしいのはともかく、
最近の金融/経営問題のblogがみょーに本質をついてて面白いんですわ。
http://www.yuichiro-itakura.com/
自分ではうまく言葉に出来ないことを、きっちり表現してくれてる感があります。
もちろん、僕がまったく知らんことも多くて、かなり勉強になってるし。


そういうblogがメインのメディアだけあって、
セミナーの出席者の皆さんも、予想通り、「同じ言葉」でお話できる方たちばかり。
コミュニケーションが取れるって気持ち良いなぁ、と。
ついついテンションがあがって、べらべらしゃべってしまいました。
そんな部分も含め、セミナーの空気が抜群に良かったのが印象的。
「板倉、オー」なんてネタはありましたが、
中心人物を崇拝することを前提とした服従型の組織になるのではなく、
スタッフ、参加者がそれぞれ独立しているのを前提に緩やかにまとまり、
各自が出来ることで集団に貢献し補い合う、そういう感じ。


夏に行ってきた、甲野善紀さんを囲む稽古会にも似た空気でした。
この稽古会は、もちろん甲野さんが中心にいるものの、
そのまわりで参加者同士が独立して練習し、教えあう、という、
これもやたら気持ちの良い空間でした。


多少なりともこういう場に貢献できる人間になりたい、と改めて思ったセミナーだったのでした。